移住

【体験談】コロナ前後で激変したマンション売却査定額

  • ・我が家の不動産価値はいくらぐらいなの?
  • ・まだ住宅ローンが残っているけど、オーバーローンにならないか心配
  • ・移住したいけど…持ち家あるから引越ししにくい
  • ・コロナの前と後で不動産価格ってどう変わったの?

こんな悩みを解決する記事です!

こんにちは。しんごパパ(@shingoPAPA_NFT)です。

この記事では、移住に向けてマンションの売却査定を行った結果をわかりやすく解説していきます。

しんごパパ

私自身、現在進行形で移住先・転職先を探し中なので、一緒に一歩ずつ進んで来ましょう。

最初に結論を述べます。
2017年に購入した都心から40km離れた3LDKのマンションですが、購入時より売却査定額が25%増えていました。

それでは、不動産価格が上昇している背景もあわせて解説していきます。

なぜマンション価格が上昇しているの?

国土交通省が2021年6月に発表した不動産価格指数を見てみましょう。

【データ元:国土交通省】

この指標ではマンションの独り勝ちと言っていい状態です。

その背景には複数の理由があります。

コロナによる働き方の変化

2020年に起こったコロナショックにより我々の働き方は変わりました。

リモートワークが一般的になった結果、住まいに対する考え方も変わり、コロナ前の“職住近接志向”は低下傾向になったようです。

“通勤も“できる程度の距離に新たな住まいを求め、生活インフラが整っている地域へ新たに居住地を移すという流れができました。

さらにリモートワークにより、共働き世帯や子育て世帯は住宅に広さを求めるようになりました。都心で住宅の広さを求める場合、「都内のタワーマンション→郊外のマンション→戸建て」といった流れで需要が増えているようです。

緩む東京一極集中

総務省の調査では2021年9月時点で東京都は5ヵ月連続で転出が転入を上回る「転出超過」を記録しました。

これまで東京一極集中が言われてきましたが、2020年7月以降、東京都では新型コロナウイルスの影響で一時期を除いて転出超過が続いています。

そして、その受け皿の多くが神奈川、埼玉、千葉の近隣3県です。

転出者のなかには緊急避難的に東京を離れている人も多くいますが、今後その地域での定住が定着するようであれば、近隣3県の不動産需要が高まり、価格上昇が進む可能性もあります。

圧倒的な超低金利

民間金融機関の住宅ローン金利(変動金利等)の1984年から現在までの推移をグラフにした画像

【データ元:住宅金融支援機構

住宅金融支援機構が発表している、「民間金融機関の住宅ローン金利推移」によると、主要都市銀行の金利(中央値)は、変動型で2.475%、固定期間選択型(3年)で3.220%、固定期間選択型(10年)で3.740%となっています。

金利の推移を見ていくと、2010年以降、変動金利に変化はありません。

この超低金利状態が不動産を購入する追い風になっているようです。

我が家の住宅ローンと不動産査定額

それでは私が購入したマンションの事例を紹介します。

購入日:2017年
物件種別:マンション
築年数:10年
間取り:3LDK
専有面積:約75m^2
最寄駅:最寄駅から徒歩6分
購入価格:2390万円

初めての不動産売却査定

上記物件を2020年12月に複数の不動産会社にオンライン査定を行い、何社かには訪問査定もしてもらいました。

査定結果は2,680万円〜2,980万円でした。

住宅価格+リフォーム+諸費用含め2,900万円を35年ローン借り入れていたので、2020年当時は住宅ローンの残債が約2,650万円ありました。

査定金額通りに売れれば『プラマイゼロか、ちょっと売却益が出るかなぁ』と言う感じで少し安心しました。

しんごパパ

正直、オーバーローンにならなくてホッとしてます。

2度目の不動産売却査定

2023年に入り、改めてマンションの査定を行いました。

理由は2つあります。

一つは、コロナ禍で市況が変わってきていると言うこと。

冒頭で書いた通り不動産価格指数が上昇傾向にあり、保有しているマンション価値が上昇している期待があったからです。

二つ目は、本気で移住を考えてマンションを売却しようと思っているからです。

しんごパパ

今度は嘘じゃないっす。(by桜木花道)

そして、
査定結果は3,480万円〜3,680万円でした。

ママ

きゃ〜〜!!儲かってるじゃない❤️❤️❤️

しんごパパ

まーそうだけど…結果論ね。
市況に救われた。ラッキーだったよ。

と、僕は冷静な反応を取りました。

もちろんマンションの価値が購入時より上がっていることについては嬉しいですが…

手持ちの現金として200~300万円しかない現状、それを上回るオーバーローンの可能性もあったわけで、住宅ローンの責任を負っている父親としては内心ヒヤヒヤしていました。

しんごパパ

これでオーバーローンの心配はせずに、移住を考えられそうです。

結論、今がマンションを手放すチャンス?

あくまで今回の僕の体験談でしたが、皆さんはどう感じたでしょうか?

僕は住宅ローンの呪いから早く解放されたいので、今がマンションを手放す絶好の機会だと捉えています。

持ち家を《売る・売らない》は先の話として、『もし売ったらどのくらいの価値がつくのか?』は知っておいて損はないと思います。

不動産のオンライン査定は無料で出来るので、ぜひ一度やっておく事をオススメします。

ABOUT ME
しんごパパ
首都圏に住みながら田舎移住を考えている30代サラリーマン|過去にFXで資産を600万円溶かしてしまい離婚の危機へ|移住に関する情報を発信して行きます|1児のパパ|